こんにちは
今日は冬至です。
皆さんご存じの通り、日の出から日の入りまでが1年で一番短い日となります。
確かに最近では、16時ぐらいには車のライトを点けないと回りが見えにくく
安全運転ができなくなるので日の入りが早くなったなぁと感じていました.
さて、冬至と言えばかぼちゃと柚子湯ですが、その風習の由来を知らなかったので
調べてみました。
かぼちゃは、夏から秋に収穫され風通しの良いところでは3か月ほどもつ野菜です。
かぼちゃにはカロテンやビタミンB1、B2、C、E、食物繊維が豊富で新鮮な野菜が少なくなる時期、
これからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけよう…
という先人の知恵なのだそうです。
驚いたことに、この慣習は、江戸時代の文献には、「冬至かぼちゃ」の記載がないことから
明治以降に生まれた比較的新しい慣習だということでした。
柚子湯については、江戸時代からこの風習はあったそうです。
1838(天保9)年に刊行された、江戸の年中行事を紹介する「東都歳事記(とうとさいじき)」
によると、「冬至 今日銭湯風呂屋にて柚湯を焚く」との記述がありるそうです。
「冬至」を「湯治」にかけ、「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)にかけて、
お風呂屋さんが始めたとされています。
こうして日本の慣習、風習の歴史を調べてみるのも楽しいものです。